やっぱり野菜だった

ご報告が遅れてしまいましたが、平成２３年７月９日（土）
無事に「カネマツ倶楽部」リニューアルオープンいたしました！！！

祝！リニューアルオープン！

そして、同時に倶楽部長　私、小山修也。２９歳を迎えました！！！

祝！誕生日！
そうです。無理矢理自分の誕生日にこのオープンを合わせちゃいました！

と言うのも、この４月から今まで６年間やってきた教師を辞め、３０歳目前にして家業を継ぐ事を決心したこの事は
自分の人生の中での大きな大きな「転機」であり「決断」です。

正直、不安な事だらけです。

教師という職業はずっと自分の憧れでした。
自分が今ここに在るのは中学・高校で出会った先生方のお陰です。もちろん親・兄弟・仲間、多くの支えがあった事もそうです。

その先生方に出会っていなければ自分は今どこで何をしていたか分かりません。
道を反らさずに人生を良き方向へ変える事のできる「教師」に自分もなりたかった。

まさか高校へ進学できるとは･･･　まさか大学へ進学できるとは・・・

導かれるままにここまで歩んできました。
そして家庭も家計も苦しい状況の中、膨大な費用をかけ大学へ入らせてくれた母ちゃん。協力してくれた兄弟。

それらが意味する事は一つ。「自分も教師になる。」　でした。

そして教師になって本当に多くの壁にぶち当たりました。

生徒に何かを教える事の難しさ。叱ることの責任。何より、生徒の人生を預かるという責任。
自分がそうであったように、自分の一言で人生が良い方にも悪い方にも変わってしまう。
毎日毎日考えて、悩んで、やっとこさっとこ立っていられるような日々でした。

大好きなReggae、毎日大変な実家、仲間との時間。
多くを犠牲にしなければ、生徒と真剣に向き合う事はできなくなっていました。
殆ど休みも無く毎日没頭した６年間。
改めて、自分を育ててくれた先生方の偉大さを実感しました。

と、同時に教師という職業ではやりきれない限界も感じました。
公務員という立場、国の教育方針の中での活動。
”もっとこうしたい、あーしたい”というものがこの立場ではできなかったり。

とにかく葛藤の続く日々でした。

今回、家業に入る事でそういった縛りから一歩抜け出せたのだと思います。
自分がやりたいと思うことを自分次第でいくらでもできる立場なんだと思います。
その分の責任もありますが、それ以上に大きな可能性を自分で感じれたから今回の決断があります。

そして、よくよく考えれば自分がここまでこれだけ多くの事を経験出来たのは、この「カネマツ」があったからです。
ひぃおじいちゃんから始まった八百屋、九十余年の歴史あるお店とそれを支えて下さった皆様と、何よりこの野菜達のお陰です。

自分が生まれた事も、学校へ行けた事も、仲間に出会えたのも、Reggaeに出会えたのも、全てがこのカネマツがあってくれたからなんだと思います。

だから今度は、「カネマツ」を通して、「野菜」を通して、自分の大切なものに恩返しをしていきたいと思います。


巡り巡って最後に行き着いたのは「やっぱり野菜だった」んですね。

デンデン！

では、改装のラストスパートと、オープンの様子を写真でどうぞ！！















ここまで支えてくれた仲間に！　　Ｎｕｆｆ！Respect!!

本当にありがとう！